技術

RENCRAFT®を生み出し、支える、
レニアスの根幹。

研究開発

「小さな一流企業」が生み出したRENCRAFT® 
高機能・高性能を備えたポリカーボネート製品をお届けします。

「小さな一流企業」としての誇りと挑戦心から生まれたRENCRAFT®には、世界中のあらゆる現場に通用する本物を届けたいという想いが込められています。
企業の真の競争力は研究開発が重要な役割を担うという発想から、積極的な投資や人材育成を行っており、技術・製品開発への探究は尽きることはありません。

■ RENCRAFT® 基本スペック

PC:ポリカーボネート未コート品、NHC:レニアスの標準コートSHC:スーパーハードコートSHCα:スーパーハードコートアルファ

性能試験内容PCNHCSHCSHCα
光学特性全光線透過率
※JIS K 7105に準ずる
89%92%92%92%
曇価(ヘイズ)
※JIS K 7105に準ずる
0.2%0.2%0.2%0.2%
表面硬度テーバー試験 (1000回転)
※ASTM D1044-05に準ずる
ΔHaze≒52%ΔHaze≒3.1%ΔHaze≒1.3%ΔHaze≒1.2%
ワイパー試験 (1000往復) ※1ΔHaze≒50%ΔHaze≒12%ΔHaze≒6%ΔHaze≒3%
耐候性Super UVテスター ※2×720時間
異常なし
600時間
異常なし
1,080時間
異常なし
密着性初期密着
※JIS K 6500に準ずる
異常なし異常なし異常なし
耐熱試験、サーモサイクル、耐湿試験、耐水試験、煮沸試験 ※3異常なし異常なし異常なし
耐薬品性アセトン
※JIS K 6902 に準ずる
膨潤・白化外観異常なし外観異常なし外観異常なし
メチルエチルケトン、メタノール、エチレングリコール
ガソリン、灯油、変性アルコール、石鹸水、
ウィンドウォッシャー液
※JIS K 6902 に準ずる
異常なし異常なし異常なし

基材:3mmの板厚の透明ポリカーボネート板
※1 けい砂存在下ワイパースクラブ 1000往復によるヘイズ変化
※2 90 mW/c㎡ (試験時間約60時間で屋外曝露1年相当)。表に記載されている数値は、保証値ではなく当社内での試験データを基にした測定数値になります
※3 耐熱試験:90℃ 2160時間 (外観/密着性)、サーモサイクル:80℃ (4時間) ↔ -40℃ (4時間) × 60サイクル (外観/密着性)、耐湿試験:50℃ 95%, 720時間 (外観/密着性)、耐水試験:水温50℃に720時間浸漬 (外観/密着性)、煮沸試験:沸騰水 5時間浸漬 (外観/密着性)

高性能

ポリカーボネート樹脂はガラスに比べて半分ほどの重さで、衝撃に対する強さは約250倍。一方で、傷つきやすく摩耗すると曇ったように視界が悪くなる特性を持ちます。
RENCRAFT®は、独自のコーティング技術から生まれまたポリカーボネート樹脂製ガラス。ひずみを抑えた厚み成形、屋外での耐候性能をベースに、高い信頼性を確立しています。

硬質化技術

高耐候性

高機能

お客様の業種や最終プロダクトに応じて求められる機能は異なることから、付加価値となる先進機能の開発・実装に取り組んでいます。
RENCRAFT®は、世界中で理想とするポリカーボネート製品として常に進化しています。

発熱機能

反射防止

防汚機能

赤外線カット機能

調光機能

防弾性能

開発ラボの設備環境

レニアスの知の集積地ともいえるR&Dラボ。自社内で全ての研究プロセスが行えるよう最先端の試験設備・分析機器等を備えており、RENCRAFT®をはじめとする高機能・高性能ポリカーボネート製品の研究開発と高い品質を支えています。

R&Dラボの機械の写真

製造拠点

RENCRAFT®を支える、
圧倒的スケールのモノづくりの現場

一つひとつの工程に積み重ねてきた技術を活かし、高品質の製品をお客様に提供するために、常にワンランク上のモノづくりを追求しています。

三原工場 (広島県三原市)

株式会社レニアスの本社・三原工場の写真

世界でも類を見ない大型射出成形機と高度な技術を要する塗装設備を導入し、世界最大級のポリカーボネート樹脂「全工程一貫体制」を構築。2メートル超えの大型製品をはじめ、デザインや仕様、数量・納期など多様なお客様のニーズにお応えする製品づくりが可能です。

小山工場 (栃木県小山市)

株式会社レニアスの小山工場の写真

レニアスで長年にわたり培われてきたアルミ加工技術を活かし、バスを中心とした車両のアルミサッシュ窓枠を製造しています。